エコロジーのあるくらし〜省エネのヒント〜

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私たちのエネルギー消費と環境
今すぐできる!省エネアイデア集
将来のエネルギー〜これからの環境を考えて

私たちのエネルギー消費と環境
私達が生活していく上で電気やガス、石油などはなくてはならないエネルギーですが、人口爆発によるエネルギー資源の不足に加え、環境破壊、温暖化など様々な問題に直面しています。まずは私たちのとりまくエネルギー消費状況と環境への影響について考えてみましょう。
 
私たちのおさいふ事情・エネルギー価格の上昇
2004年には原油の価格が高騰し、2005年に入っても価格は上昇、史上最高値を更新したのは記憶に新しいかと思います。また原油だけでなく、天然ガスや石炭、LPガス、ウラン等全てのエネルギーの価格も上昇し、国内のガソリン、電気、ガス等の価格もその影響を受けて大きく上昇しました。
私たちは、今までの生活レベルを下げずに、いかに支出を抑えるか、あれこれ工夫が必要になってきます。
 
エネルギー消費と地球の平均気温の変化
エネルギー価格が上昇しているとはいえ、エネルギーの消費をやめることはできません。むしろ、消費エネルギーはどんどん増えています。それに伴い地球の温暖化など様々な問題が生じてきているのは皆さんご存知の通りです。でも温暖化といっても、実際のところどのくらい高くなっているのでしょうか?全国地球温暖化防止活動推進センターの統計によると、20世紀の間に地球の平均気温は約0.6℃上昇したことがわかります。また、このままでは2100年までに地球の平均気温が1.4〜5.8℃上昇するとの報告もあります。
気温変化グラフ
 
温暖化の要因とは?
地球の温暖化の要因は工場や家庭から排出される温室効果ガスとされています。温室効果ガスとは、熱を吸収しやすい二酸化炭素やメタンなどで、温暖化への影響力の強さは二酸化炭素60%、メタン20%、一酸化二窒素6%と考えられています。日本の温室効果ガス排出量の割合は二酸化炭素が94%を占めているので、深刻な問題といえます。
温室効果ガスグラフ
 
世界の二酸化炭素排出量に占める日本の排出量の割合は5.2%でアメリカ、EU15か国、中国、ロシアに続いて5番目ですが、一人当たりの排出量に換算すると、アメリカ、ロシアに続いて日本は3番目に一人当たりの排出量が多いことがわかります。
二酸化炭素グラフ
 
わたしたちに、できること

地球の温度が上がっており、その大きな要因として二酸化炭素が挙げられることと、日本では一人当たりの二酸化炭素排出量が多いことがわかりました。温室効果ガスの排出量のうち、家庭から排出される量も少なくありません。温暖化を防止するためには、私たち一人一人の努力が必要不可欠と言えます。家庭での温室効果ガスは、電力の消費によるものが37.8%と、1/3を占めています。従ってムダな電気をカットするだけで二酸化炭素などの排出を抑える効果があるのです。

 
「電気ストーブと灯油ストーブを兼用し、部屋が暖まるまでは灯油、暖まったら電気(静岡県N・Iさん)」の様に、エネルギーの使い分けなど、簡単にできるアイデア&省エネアイテムについて次ページで紹介します。
 
※鈴与商事では、家庭から出たペットボトルのリサイクル事業を運営しています。回収されたペットボトルはきれいなフレークとなり、卵パックや繊維などの加工会社へ出荷されます。「使い捨ての時代から有効利用の時代へ」。日常的に出てくるごみも同じですが、燃やして埋めてしまうのではなく、リサイクルして資源を有効に活用することが大切になってきています。
小笠ペット事業所 〒437−1522 静岡県掛川市嶺田1813−5
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