原油価格の高騰を受け、ガソリンの価格が気になる今日この頃。クルマに乗らない!が究極の節約ですが、そういうわけにもいかないので、なんとか工夫してガソリン代を節約したいところですよね。そこで、今回はガソリンを節約するために「安いガソリンを買う・燃費の良い運転をする・クルマの性能を上げて燃費をよくする」というポイントをご紹介します!

CONTENTS
ガソリンを安く入れるには
ガソリン節約運転術
クルマの性能を高めて燃費向上

ガソリン節約運転術

ガソリン代を節約する方法として、ガソリンを安く入れる方法の他にガソリンの消費自体を抑える方法があります。ここでは、いわゆる燃費が良いというクルマと、燃費をあげる走行方法をご紹介します。


低燃費車に乗ってガソリンの消費を抑える
燃費の良いクルマとはどのようなクルマなのでしょうか?国土交通省による「自動車の燃費性能に関する公表(平成18年8月31日現在)」を元に、自動車燃費ランキングをリストアップしてみました。(同一車種で最も燃費の良いグレードに基づくランキングです。)

 

車種

排気量

10.15モード燃費

1

トヨタ プリウス(ハイブリッドカー)

1496cc

35.5km/L

2

ホンダ シビック(ハイブリッドカー)

1339cc

31.0km/L

3

ダイハツ ミラ(軽自動車)

596cc

30.5km/L

4

ダイハツ エッセ(軽自動車)

658cc

28.5km/L

5

スズキ アルト(軽自動車/MT)

658cc

24.5km/L

6

トヨタ ヴィッツ(コンパクトカー)

996cc

24.5km/L

7

マツダ キャロル(軽自動車/MT)

658cc

24.0km/L

8

スバルR2(軽自動車/MT)

658cc

24.0km/L

9

ホンダ フィット(コンパクトカー)

1339cc

24.0km/L

10

マツダ AZ−ワゴン(軽自動車/MT)

658cc

23.5km/L

                            (国土交通省データ参照)
あなたのクルマは燃費優秀車にランクインされていましたか?ランクインしていた方でも、「う〜ん…?こんなに燃費良くないよ」と思ったのではないでしょうか。それもそのはず、この測定値は「10.15モード走行(※)」という基準で測定されたもので、実際に市街地を走行した時の温度や道路勾配等の条件を十分反映できていないからです。「個人差で3割、同一人物でも道路状況等により2割程度の燃費の変動がある」という国立環境研究所データもある通り、市街地と高速道路で異なるのは勿論、同じ道でも走行方法で燃費は大きく変わってくるので、カタログの数値と実際には燃費は違ってくるのです。
また、一般的に排気量が大きくて重量の重いAT車は、燃費が悪くなりますが、乗車人数が多い時や高速(長距離)では軽自動車より大型車の方がクルマの負担が少なく効率が良いなど、状況によって燃費の良し悪しも異ってきます。

※10.15モードとは
10.15モードとは、市街や郊外での良い条件を想定した走行パターンでテストをした結果による燃費の表示方法のこと。○秒で○kmまで加速して○秒走って○秒で減速停止して…と一定時間ごとに加速や減速を繰り返した結果から計測します。ただ、この燃費モードの測定は実走ではなくて、シャシーダイナモという機械の上で行うので、実際の道路状況による燃費とは異なってくる、というわけです。

クルマの燃費をさらに向上させる走行方法
では、カタログ値に実燃費を近づけるにはどうすればいいのでしょうか?「10.15モード」と同じ気温・湿度にすることはできませんが、加速・減速に気を配ることでカタログ値に近づけることができます。(節約の効果は車種によって異なりますので参考値としてご覧ください。)
 スタート・走行・停車におけるポイントを押さえた走り方をする
→スタート時

最もガソリンを使うのが発進時。ブレーキを離してすぐにアクセルを踏み込むのではなくて、一呼吸おいてから徐々にアクセルを踏み込むようにし、無駄な加速は避けるようにします。

節約10回の急発進をやめたら約170ccの節約
→走行時
できるだけアクセルの踏み加減を一定にキープ。そのためには車間距離を十分に保って加減速を繰り返さないようにします。
節約10回の急加速をやめたら約110ccの節約
→減速時
長い坂道を下る時や減速する時は早めにアクセルから足を離し、エンジンブレーキを使うのが効果的。早めにエンジンブレーキを使いましょう。
節約 エンジンブレーキを使用し
時速40キロメートルで1分間
下り坂を走行した場合、
エンジンブレーキを使わない走行に比べて
約15ccのガソリンが節約
→停車時
5秒間のアイドリングはエンジンの始動と同じ量の燃料が必要になるそう。と、いうことは…5秒以上停止するならエンジンを切った方がいいということになります。とはいえ後続車もいるし信号待ちのたびエンジンを切るのは気が引けますよね。やはり踏切待ちなど停止時間がある程度長い場合に無理をせず実践するのがいいですね。
節約10分アイドリングをやめたら約140ccの節約
 道の選び方
→迷わないようにあらかじめルートを設定
道に迷ってしまうと余計なガソリンを浪費することに。カーナビや地図を見て事前に準備し、最短ルートで目的地へ
節約ムダな走行を10分間減らすと約350ccの節約 30分で約1リットル
→ちょっと道が混雑している時

あらかじめ設定した最短ルートが少し混雑していると、つい自慢のカーナビで抜け道を探しがちですが、抜け道は裏道や狭い道路だったりして頻繁に一時停止と加減速を繰り返して結局ガソリンを余計に使うことになることも。ちょっとした混雑だったら、ストレートな道を選択した方が賢明なようです。

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 負荷を減らす

→スキー用具など不要な荷物を積みっぱなしにしない

約10kgの荷物を積んで100km走ると21ccのガソリンを余分に消費するそう。(排気量が小さい車や、軽い車ほど荷物の影響は大きくなります。)荷物ではないけれど「ルーフキャリアー」も重さだけではなく空気抵抗による影響を受けるので、使わない時は思い切って外してみては。また、一人での乗車と、4人が乗車し60kgの荷物を積んで走行した場合では、同じ100km走行でも一人での走行の方が約1リットルのガソリン代が節約できるとも言われています。

節約ゴルフバック(10kg)を降ろすと年間で約2.5リットルの節約に

→エアコンのかけすぎにも注意

  暑くても寒くてもエアコンをかけると燃費は落ちます。なるべくエアコンの使用は控え、外気導入より効率的に温度調整ができる内気循環を使いましょう。又、エアコンを使用する際は風量を自動的に調整してくれるAUTOでの使用がお勧めです。
参照:「日本自動車連盟(JAF)」「日本自動車工業会」ほか

マメ知識
燃費の基準として「10.15モード」が使われているとお話しましたが、2010年度をめどに現在より厳しい計測方式の「JC08モード」に移行させる方針が出ているそうです。例えばエンジンが冷えた状態から発進したり、60km/hまでの加速や減速を繰り返したりと、より実際の走行に近い形での計測方法に改定されます。
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