使ってナットク! “カーボンオフセット・ガソリン”体験記

CONTENTS
太陽光発電、そのしくみは?
太陽光で電気をつくる そのメリットは?
普及へのとりくみ 補助金制度って?

第1章 カーボンオフセット・ガソリン(COG®)

鈴与商事が、全国で初めて販売を開始した「カーボンオフセット・ガソリン(COG®)」。 昨年の11月号(Vol49)でも、特集「カーボンオフセット・ガソリンって?」で取り上げました。当初3月末までの期間限定を予定していたCOG®ですが、4月以降もサービス提供継続が決定!そこで、COG®がどんなものか、ポイントをおさらいしたいと思います。


COG®をご紹介する前に


“カーボンオフセット”って?

電気をこまめに消す、エコバッグを利用する。私たちが取り組むCO2削減は非常に重要です。でもCO2の排出をゼロにすることはできません。
「カーボンオフセット」とは、まずCO2をはじめとする温室効果ガス排出量を認識し、削減努力をした上で、どうしても削減することができない温室効果ガス排出量を、別の場所・別の人が実施した削減活動によって削減・吸収された排出量でオフセット(相殺)するという考え方です。


なぜ今CO2削減が必要なの?〜地球温暖化防止の緊急性〜

CO2をはじめとする温室効果ガスの増加が原因となっている地球温暖化。海面上昇、異常気象など、私たちの生活にも大きな影響を及ぼす地球温暖化の防止に向けた温室効果ガス削減が世界全体の課題となっています。詳細については「環境省 ストップTHE温暖化パンフレット(http://www.env.go.jp/earth/ondanka/stop2008/)」をご覧下さい。


カーボンオフセットが担う役割とは?

こうした地球温暖化防止に向けた温室効果ガス削減の取組みのひとつとしてカーボンオフセットが担う役割とはどのようなものなのでしょう。

カーボンオフセットの役割は、私たち一人一人が、地球温暖化問題を「自分ごと」として捉え、自主的な温室効果ガス削減活動に取組むことを促すことです。目には見えないCO2等温室効果ガスを自分たちがどのくらい排出しているのかを認識し、それを削減するための自主的な取組みを促す「きっかけ」として重要な役割を担っています。


カーボンオフセット・ガソリンについて


“カーボンオフセット・ガソリン(COG®)”って?

COG®はガソリン消費から排出されるCO2を、海外の温室効果ガス削減プロジェクトによって生成された排出権(温室効果ガスを相殺できる権利)を用いて相殺する有料サービスです。



オフセットの対象となる活動とは?

車を運転するとガソリンの燃焼によってCO2が排出されます。COG®はこうした車の運転によって排出されるCO2排出量を、お客様が任意に設定したオフセット率に応じてオフセットするものです。

車の運転でどのくらいのCO2が出ているの?

ガソリン1Lからは、2.32kgのCO2が排出されます。つまり自動車の運転によって消費したガソリンの数量に2.32を乗じた量のCO2が排出されていることになります。
例えば・・・
ガソリン40Lを消費すると
40L×2.32kg-CO2=92.80kg-CO2が排出されることとなります。

ガソリンから排出されるCO2排出量ってどうやって算定しているの?

ガソリンから排出されるCO2排出量は、カーボンオフセットフォーラム(J−COF)が提供する「カーボンオフセットの対象活動から生じるGHG※排出量の算定方法ガイドライン」に基づき算定しています。

※GHG(Green House gas)=温室効果ガス

【算定式】
CO2排出量=燃料使用量×GHG係数×ガソリンの単位発熱量
=燃料使用量×0.0671kg-CO2/MJ×34.6MJ/L
=燃料使用量×2.32kg-CO2/L

COG®に使われている排出権って?

COG®に使用されている排出権は、CERと呼ばれる国連で認証された排出権で京都議定書に定められたクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトによって発行されたものです。
【鈴与商事管理口座移転日】
2008年12月5日
【鈴与商事保有排出権量】
1,000t-CO2
【償却口座移転予定】
毎年3月末までのオフセット量を日本政府償却口座に移転することで無効化※
→これにより、オフセット量が京都議定書の削減目標達成に貢献します。

※オフセットに使用された排出権が再販売、再利用できないようにすること

排出権プロジェクトについて

COG®に使用されている排出権が、どのようなプロジェクトから生まれたものなのかをご紹介します。


写真は小規模水力発電プロジェクトの
イメージです。

【プロジェクト名】
インド・アンダーラプラデッシュ州における小規模水力発電プロジェクト
【プロジェクト実施国】
インド
【プロジェクトタイプ】
小規模水力発電 合計11.3MW
【プロジェクトの概要】
このプロジェクトでは、本来化石燃料火力発電所で発電されることになっていた電力の代替として、水力資源を利用して発電することにより、CO2排出削減を達成し地球温暖化防止に貢献しています。また地域の雇用の創出、農家への安定的電力供給に寄与する社会的貢献度の高いプロジェクトです。
【プロジェクトの承認】
2006年4月12日 インド政府承認
2007年1月14日 国連CDM理事会承認
2008年6月20日 日本政府承認
【プロジェクトの排出削減・吸収量】
年間平均21,198t-CO2

 

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