初心者でもわかる!梅雨どきの快適カーライフ

CONTENTS
「窓が曇ったら?」安全テクニック
「燃料タンクに水!?」安心テクニック
「このニオイどうにかならない?」快適テクニック

第3章 「このニオイどうにかならない?」快適テクニック

じめじめ雨が続くと、窓を全開にして走ることもできなくて車内は湿気だらけ…。そんな環境では、ニオイや汚れも気になってきます。最後に、そんな車内環境を少しでも快適にするために心がけたいポイントをまとめました。

湿気を撃退

─カビ・雑菌対策

送風ボタン
ドライブ後の習慣に

湿気がたまると、家の中と同様、車の中もカビや雑菌が繁殖しやすくなります。対策としては「ついてしまったカビを絶つこと・カビの元を残さないこと」。お部屋で使われることが一般的な、携帯用の除菌&カビ対策スプレーをひとつ車の中においておくと便利です。
ドライブが終わった後のポイントとしては、エンジンを止める前にエアコンを切って 数分間送風にすること。これだけで、熱交換器の表面が乾き、カビや雑菌の繁殖が抑えられます。

 

─ニオイ対策

梅雨は湿気がたまり、ニオイがこもりがち。窓の曇り対策にクーラーをつけたら、「もわ〜」っと変なニオイ…なんてこともよくあります。ニオイの原因のひとつはエアコンのフィルターについたカビ。車内にニオイが充満する前に、まずはエアコンの掃除をしましょう。
ニオイのもとを絶ったら、車内にしみついたニオイもスチーム消臭で除去。ワンプッシュして置くだけで、エアコンの奥から車内全体に広がるから簡単便利。蒸気だから、シートなどにも浸透して臭いを除去します。エアコンの吹き出し口に直接スプレーする銀イオン配合エアコン消臭スプレーや、服やシートに直接使える消臭スプレーも便利。また、梅雨時は曇り防止でクーラーを酷使するので、エアコンのガスが不足していないかもチェックしましょう。

 

汚れを撃退

─ボディの汚れ

雨の後は、雨ジミやタイヤ回りの泥ハネなど汚れが気になりますよね。中には「雨でクルマの汚れを洗い流す」といった方もいるようですが、よく“酸性雨は髪によくない”と 言うように特に酸性度が高い降り始めはクルマにとってもよくありません。
しかも、この時期は天気が変わりやすく、雨のあとカラッと晴れたらボディに付いた汚れが酸性雨+紫外線で定着し、いわゆる「ウォータースポット・水アカ・雨ジミ」に…。

 

そんなことにならないためには、汚れが付きにくいボディにしておくのが効果的。また、梅雨時期に限らず、ボディに虫の残骸や鳥の糞がこびりついて困った、という方もいるかと思います。そんな時に便利なのが「虫取りクリーナー」。ボディ、ガラス等にこびりついたこれらの汚れをグリコールエーテルの力で強力に除去するので、クルマに備えておくと便利です。

 

─マット・足回りの汚れ

車内で、雨の多いこの時期、特に汚れやすいのがフロアマット。でも天気が悪い この時期は、水洗いをすると乾かすのに時間がかかります。そこで、マットを洗うなら 鈴与チェーンのガソリンスタンドにあるマット洗浄機がオススメ。水洗いしてもしっかり水をきることができるので、車内に嫌な湿気を持ち込みません。家で洗う場合は、 家庭用洗剤などで洗ったらしっかり脱水して陰干しに。

 

─車内のごみ・汚れ

社内清掃
カビの元にもなる車内の食べこぼしやごみも、できれば掃除機などで吸い取り ましょう。「ちょっと面倒…」と思ったら、ガソリンスタンドの室内清掃を利用してみるのもいいかもしれませんね。

 

 

湿気を持ち込ませない

─湿気の元はオシャレに隠す

梅雨時、湿気を全くなくすことはできませんが、せめて湿気を増やさないための工夫をしましょう。例えば、車内の湿気を生み出すもとになっている「濡れた傘」。携帯用の傘袋があれば、座席のサイドに固定できて邪魔にならないし、シートが濡れてしまうこともなくて便利。かわいいデザインのものもあるので探してみては。短くて取り出しにくい折り畳み傘や子供用傘も使えるし、電車などでの移動時にも重宝します。その他、ぬれた荷物を乗せる時に、ごそっと入れたり包んだりできる大きめのビニール袋や、ジップロックのような閉じることのできる袋を携帯しておくと便利。

 

─空気をキレイに&梅雨を楽しむグッズ

湿気はどうしても残るものですが、せめて車内の空気を浄化して、気持ちも爽やかにドライブしたいもの。オーディオみたいにオシャレなデザインで、パワフルなマイナスイオンが空気をすっきりきれいにしてくれる車内用の空気清浄機も出ているので要チェック。

 

てるてる坊主

また、梅雨を楽しむ手づくりグッズもオススメ。小さい頃、誰もが作った“てるてる坊主”。 これにちょっと手を加えた、“てるてる消臭坊主”なんていかがでしょう?お気に入りのハギレを用意し、綿と一緒に百円ショップや雑貨屋で手軽に手に入る消臭剤や ポプリを包んでリボンなどで縛るだけ。ひもを縫い付ければ、どこでもつるして 楽しむことができます。
子供と一緒に、懐かしみながらついついたくさん作りすぎて しまったら、トランクの他、洋服タンスや引き出し、トイレなどいろんな場所に。

 

梅雨コラム:雨の日の洗車は??

「洗車したいけど、どうせ雨続きだししばらくたってからにしよう」と思うことってありませんか?確かに、せっかく洗ってもどうせ汚れるだろうし…と思いますよね。

でも、雨が多い時期こそ洗車したいもの。なぜかというと、降り始めの雨こそ酸性度が高く、放っておくと汚れに吸い付いて定着してしまうので、晴れ上がる前に酸性雨付き汚れを落とすことがダメージを最小限にするポイントだから。とはいえ、雨のたびに毎回しっかり洗うのも大変なので、ざっと水洗いをするだけでもOK。ガソリンスタンドでできる水洗い洗車は数百円程度。手間もコストもかけずキレイにすることができますね。



メルマガ読者の皆さんに聞いたアンケートでは、「梅雨対策といっても何をしたらいいかわからない」という方が全体の40.8%もいて、特に女性は63.8%と目立っていました。特にこれといった対策が思いつかなかったという皆さま、今月号のメルマガ、少しはお役に立てたでしょうか?
真夏が来る前の準備期間のようなこの季節、愛車もしっかりケアして、雨模様みたいに沈みがちな気分をふきとばして楽しくすごしたいものですね。

 

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