事例紹介

生産性向上 多関節ロボットと画像検査で生産性向上

検品の精度を向上させ、エラーを解消しコストを抑えたい

ある工場では、作業者が自動車部品の傷の目視検査を行っていましたが、熟練度による精度のバラつきや、NG品をOK品置き場に置くなどのヒューマンエラーが無くならず、頭を悩ませていました。さらに、NG品を出荷してしまったことにより、取引先のもとへ訪問し検査をやり直すなど、余計な出費の発生に加え、取引先からの信用も落としてしまっていました。

  • 製造業
  • 物流・運輸業

画像検査システムによるNG品流出を阻止

そこで、多関節ロボットとカメラによる画像検査システムをご提案。
目視検査に代わり、画像処理システムを導入し、人の熟練度に左右されないよう合否基準(しきい値)を設けました。
また、製品の取り出しから画像検査、検査後の出品までをロボット化することにより、人よりも高速かつ確実にNG品を排出できる検査工程を実現しました。

省人化を進め、生産性もアップ!

多関節ロボットと画像検査システムの導入は、作業者を2名から1名に減らすことを可能にし、生産スピードを25%アップさせることにつながりました。また、合否データを写真付きで残すことで、NG発生状況やNG多発箇所の特定もできるようになりました。その結果、今後の生産設備へのフィードバックが可能になるなど、今までは作業者だけにしかわからなかったことが見える化でき、会社全体として次の課題解決へ向けた議論ができるようになりました。

製品検査の改善、多関節ロボットや画像検査の導入、省人化、省力化を検討されている方がいらっしゃいましたら、状況に合わせご提案いたしますので、ぜひお問い合わせください。

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