●考えられる原因は?
久しぶりにドライブに行こうと思ったらエンジンがかからない、エンジンがかかっているのに急に止まった!なんて時は、多くはバッテリーあがりが原因。バッテリーの寿命は一般的には2年位ですが、電装品がたくさんついていて消費電力が大きい場合はバッテリーの消耗も激しくなります。また、「2週間に一度近所に買物にいく程度しかクルマに乗らない」という場合も、バッテリーの寿命を縮めることに。なぜなら、クルマは走ることで発電し、バッテリーが充電されるから、ほっておくとエネルギー不足に。
「エンジンのかかりが悪くなった」「なんとなくライトが暗くなった」なんて場合は、要注意。早めにバッテリーを交換しましょう。また、バッテリーを交換してもバッテリーあがりが頻繁に起きるという場合は、オルタネータ(バッテリーに電気を貯める装置)が故障していることもあります。
●エンジン始動に必要なエネルギーをチャージ
バッテリーあがりをおこしてしまったら、ひとまずエンジン始動に必要なエネルギーを元気なクルマからチャージ。その後、整備工場やディーラーなどで点検を行いバッテリー交換を行いましょう。下の方法で簡単にエンジンを動かせますが、手順を間違うと事故につながる危険もあるので注意が必要です。
1)まず、バッテリー液をチェック (LOWER LEVEL(下限)よりも少ない場合は、ガソリンスタンドで液の補充を
2)ブースターケーブルを用意(赤・黒)して、次の順序で接続
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【赤】をトラブル車のプラスに接続 |
【赤】を救援車のプラスに接続 |
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【黒】を救援車のマイナスに接続 |
【黒】をアースとしてトラブル車の金属部分にはさむ |
3)救援車のエンジンをかけ、アクセルを踏んで、エンジンの回転数を高くする
4)トラブル車のエンジンをかける。エンジンがかかればOK!
※取り外しは、逆の順序(4)→(3)→(2)→(1)の順で外してください。
※換気のよいところで行い、火気を近づけないようにしてください。
鈴与チェーンのスタンドで、このバッテリーの状態を確認することができるってご存知ですか?バッテリーテスターで無料&簡単にチェックできるので、給油ついでのチェックをオススメします。ちなみに、今回調べてみたら、結果は“要注意ランク”でした…。「バッテリーは、きれてしまってからでは遅いので、日ごろから点検しておくことが一番です(スタッフ談)」
※一部バッテリーテスターがない店舗もありますので、ご了承ください。
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