春に向けての快適お部屋作り 収納編

CONTENTS
始める前に・・・収納スペースと計画の立て方
収納スペースを作る 〜プロにお任せ編
収納スペースを作る 〜誰でも簡単編

収納スペースを作る 〜誰でも簡単にできる!編〜
今まで紹介してきた方法は、広く機能的なスペースを確保することができ、部屋のイメージ自体一気に変えることができますが、時間もお金もかかってしまいます。ここでは、もっと手軽に収納の工夫ができる方法を紹介します。今すぐできることばかりなのでぜひ活用してみてください
 
◆自由に、しかも簡単に空間を分ける
間仕切り棚 移動ができる間仕切り棚を利用すると、用途に応じて部屋を簡単に分けることができます。これを利用すると、例えば子供部屋を2室に分け、成長に応じて対応したり、ひとつのスペースを寝室と書斎コーナーとして分けたりすることもできます。
また、棚板の組み合わせも自由に変えることができるので、収納するものの大きさや量に応じて収納スペースを変えることができます。
 
◆周りにあるものを使って便利に収納
ティッシュの箱を収納ボックスに ティッシュの箱を収納ボックスにしているという方も多いかと思います。カッティングシートやお気に入りの布で包装すれば簡単にオリジナルの収納箱に。壁の張替え時に残った壁紙を使えば部屋にマッチすることまちがいなし。また、厚紙で仕切りを付ける一手間をかければ、ハンカチを収納した時の「何枚か取り出すと崩れてしまう」ということも防げて便利なのでオススメ。
取っ手 大きいものを購入したときに荷物につけてくれる取っ手も重宝します。高い位置に置いたものを降ろす時や、ベット下の隙間などに置いたものを出すときに取っ手がついていると出し入れが簡単になります。ダンボール箱やメッシュのカゴなら、この取っ手と100円ショップなどにも置いてある結束バンドですぐに取っ手付きの収納ボックスが出来上がります。

箱を斜め半分にカット

収納が面倒な物のひとつが玄関の靴。一人4足とすれば、4人家族だと16足も収納することに。玄関には傘など他の物も置きたいので、空間を有効に使う必要があります。天井近くに突っ張り棒を2本わたし、そこに靴をひっかける様に置けば「即席収納棚」に。靴箱を置く場所は割と幅が狭く、突っ張り棒も取り付けやすいので、空いたスペースも有効活用できます。また靴を買った時の箱に写真をつければ重ねても中身が一目でわかり便利。箱を斜め半分にカットし、フタを箱の底に付ければ2足収納することもできます。
 
◆収納とDIY
「これを収納したい」という時にジャストサイズのものを作ることができるのが、DIY収納の醍醐味。面倒なカッティングはホームセンターなどで手軽にできるので、用途に合わせて思い思いの収納グッズを作ってみては?多少不恰好になったとしても、自分で苦労して作ったものは愛着がわくし、一回作ってみるともっとイメージが広がってまた作りたくなるかもしれません。DIYと言っても大袈裟ではなく、初心者でもすぐ始められる方法を紹介します。
カラーボックス 身近な収納グッズといえばやはり「カラーボックス」。ホームセンターなどで簡単に手に入り、用途に応じて組み合わせる自由さが売り。縦にしたり横にしたり…と使い勝手はピカイチ。突っ張り棒と部屋に合う布で目隠しカーテンを付けたり、クリップでお気に入りのポストカードをディスプレイしたりと、簡単にオリジナルボックスが出来上がります。下にキャスター、側面にラックを付ければ多目的収納ボックスに。
カラーボックス カラーボックスは安価で手軽なグッズですが、しばしば間隔が広すぎて使いにくいということも。そこで、自分の思うジャストサイズの棚を作ってみましょう。DIYと呼べるかわからない程簡単な方法がこちら。自分の上げたい高さにカットした2枚の板を棚の側面に両面テープで貼り、その上に板をのせるだけ。たったこれだけ。かまぼこ板やビデオテープのケースなど何でも応用が利きますので、すぐにでもできる方法です。
すのこ 百円ショップなどに置いてある「すのこ」も重宝します。凹凸を利用して組み合わせればガーデニングにも合うカントリー調の収納BOXに、半分に切断してL字型に組み壁に取り付ければ飾り棚に、郵便受けに…とアイディア次第で様々な形になります。周りにあるもの、例えばそうめんの木箱も塗りなおしたり英字ペイントを付けたりすれば、雰囲気のある収納BOXに。壁に取り付ければ、誰が見てもそうめんの木箱とは思えない飾り棚に。
デザインボード 目隠しとしてもインテリアとしても使えるデザインボード。作り方は、置きたいスペースの大きさに板をカットし、ビス(フック代わり)を打つだけのDIYと言うほどのものではない至って簡単な方法。気分に合わせて色を塗り替えたり布をかけたりすればその都度簡単に模様替えを楽しむことができます。お気に入りのCDや雑誌、小物など自由にディスプレイして下さい。アイビーなど植物のつるやワインのコルクも、アイディア次第で立派なフックになります。
 
◆隠す収納と見せる収納
「隠す」収納 「隠す」収納
突然の来客時、慌てて片付けをするということがありますよね。そんな時は、まず床に散らかっている服や物をとにかく隠すこと。ごみ袋にがさっと突っ込んで一旦お風呂場に緊急避難させても。その他の物は、ソファの背もたれ側(壁との隙間)に収納BOXを置き、さらに布をかけるなどしてお客さんの「死角」に入れることがポイント。
「見せる」収納 「見せる」収納
輸入物のビンやお菓子の缶など、それだけで存在感のあるものも上手に活用すると「見られても平気な収納」に。ワインケースにキャスターをつければ、ものをがさがさ入れてもなぜかインテリアになっちゃう便利なリビングラックに。気張らなくても、楽に片付けられるし、収納を楽しむことができます。
 
棚や収納ボックスは、購入すると割高になってしまうものですが、百円ショップや身近にあるものを工夫して使えば、お金をかけずに自分の好きな収納アイテムを作ることができそうですね。お家が狭くっても、便利に、かつセンスよく暮らすための一つの方法が「収納」。使い勝手よく収納するために、自分のイメージするままにアイディアを出していくと、「面倒な収納」ではなく「楽しくて快適な収納」になります。収納した後は「キープ」と「応用」が大事。できることから、楽しみながら実行し、快適生活をスタートさせましょう!

 

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