エコな住まいが身近に 家庭用太陽光発電って?

CONTENTS
太陽光発電、そのしくみは?
太陽光で電気をつくる そのメリットは?
普及へのとりくみ 補助金制度って?

第1章 太陽光発電、そのしくみは?

屋根に取り付けた“太陽電池”で、太陽の光から電気を作る「太陽光発電」。 作った電気を家庭で使えるというけれど、「そもそもどういうしくみ?」「どの位 発電するの?」・・・といろいろ疑問に思いますよね。1章では、そんな太陽光 発電のしくみについて調べてみました。


太陽光発電に興味はありますか?


“太陽光発電”というとどんなイメージがありますか? メルマガ読者のみなさんに聞いたアンケートによると、約70%の方が太陽光発電に「興味がある」と答えていますが、 実際に「導入を考えている」と答えた方はわずか11%。
「エコで良いと思うが、投資の回収や雨天時が心配(静岡県 40代男性)」といった、“環境にいいし使ってみたいけれどコスト が気になる”というご意見が多数寄せられました。 では、家庭用太陽光発電はどんなもので、実際に“消費者目線”で見たらどうなのでしょう?


太陽光からエネルギーを作る、そのしくみは?

  • A「太陽電池モジュール」
    太陽光を吸収して電気を作る
  • B「昇圧・接続ユニット」
    電圧を調整し、パワーコンディショナへ集めた電気を供給
  • C「パワーコンディショナ」
    発電した電気を集めて家庭で使える電力に変換
  • D「送信ユニット」
  • E「電力モニタ」
    室内で、発電状況や節電効果などを確認できる
  • F「分電盤」
    家中に電力を送る
  • G「電気機器」
  • H「売電・買電電力計」
  • というのが基本的なしくみになっています。


どの位発電するの?

では、実際に自分のお家にソーラーをつけたら、一体どのくらい発電するのでしょう?
太陽光発電のシステムは、“○kW”という単位で表され、

1kWのシステム = 1,000kWh/年  を発電するとされています。

一般戸建住宅の屋根への設置は3〜4kWシステムなので、3,000〜4,000kWhを発電することに。


どの位、電気代をまかなえるの?

ちなみに、平均的な一般家庭で消費する電力量は「年間4,000〜5,000kWh前後(※)」とされているので、3〜4kWのシステムであれば、使用電気量の多くをまかなえる計算となります。晴れた日中は発電効果がもっとも大きくなり、発電量もUP!
(※経済産業省・省エネルギーセンター参照)


あなたの県の日照時間は?発電量が多いエリアは?

太陽光発電による発電量は、天候の影響を受けます。つまり、日照時間が多いエリアほど発電量が多くなるわけです。では、“より多く発電するエリア”はどこだと思いますか?

これを予測したのが右の図で、新潟・青森など東北地方が少なく、那覇・鹿児島など九州地方が 高い傾向に。中でも、注目なのが、高松4,509kWh・静岡4,495kWh!
ちなみに、日照時間の全国平均は1838.3時間/年で、静岡県は2037.7時間。平均より10%長いので それが発電量に反映されています。
あなたのエリアは、いかがでしたか??
(参照:京セラ PV6300SD6246 3.906kW真南・傾斜30°に設置した場合)

 

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