特集
2017.09.15

中秋の名月。お月見をもっとステキに愉しもう!

中秋の名月。お月見をもっとステキに愉しもう!

“うさぎ うさぎ 何見て跳ねる 十五夜お月さま 見て跳ねる”
ご存じ、童謡「十五夜お月さん」の一節です。
今回はそんな十五夜について詳しくご紹介。
今年の十五夜は、お月さまを愛でながら、ステキなひとときを過ごしてみては?


そもそも十五夜って? 今年はいつ?

秋の風物詩、十五夜。
ススキを飾りお団子を食べながら夜空を見上げ、月の中でお餅をつくうさぎを探す……。
そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

十五夜とは、旧暦8月15日のこと。
新暦でいうと、9月中旬~10月中旬にあたり、その期間に現れる満月の頃を指します。
中秋の名月とも呼ばれ、美しく輝くお月さまを眺める楽しみと、実りの秋への感謝を表す行事として、平安時代より行われてきたといいます。

2017年の十五夜は、10月4日。
満月になるのは2日後の6日です。
ちなみに、十五夜は毎年日付が変わるのでご注意を。


今さら聞けない!十五夜についてのハテナ

そもそも、十五夜にはなぜススキを飾るのでしょう。
丸いお団子にはどんな意味が込められているのでしょうか。
お供えものって、十五夜が過ぎたらどうするの……?

前述したとおり、十五夜は「実りの秋」への感謝の意が込められています。
お団子とともに収穫した穀物をお供えするのですが、稲の収穫はもう少し先。
そこで、稲穂によく似たススキを稲穂に見立て、お供えしたという説が有力です。
また、魔除けの力を持つとされ、十五夜が過ぎた後も飾っておく風習もあります。

お団子をお供えするのは、翌年も豊作となることを祈願してのこと。
米粉で満月のように丸い団子を作りました。お供えする数は、十五夜にちなんで15個とする地域が多いようです。
ほかにも、イモ類や栗、豆、ぶどうなど、秋の味覚を一緒にお供えします。
お供え物は、十五夜が済んだら食べてもOK。
もちろん、神様への感謝の気持ちを込めながら、おいしくいただきましょう。


月見団子に月見うどん? 食で楽しむ十五夜

意外と簡単な月見団子。今年は手づくりにチャレンジしませんか?
工程も少なめなので、子どもと一緒に作るのもおすすめです。

<材料>
だんご粉150g・ぬるま湯150cc

<作り方>

1.ボウルにだんご粉を入れ、ぬるま湯を少しずつ入れながら練っていく

2.打ち粉をして1、を細長く伸ばし、15等分する

3.生地をてのひらで丸め、たっぷりのお湯で1分ほどゆでる

4.ゆであがったら冷水で冷やし、バットに広げて水気を切ったら完成

お団子はもちろんですが、「お月見」にちなんで、月見うどんや月見そばで十五夜を祝うのもいいですね。
また、十五夜はサトイモと形が似ていることや、やはり収穫時期が十五夜の頃とのことから「芋名月」とも呼ばれています。
煮っころがしや田楽など、サトイモ料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
 

昔の人々が、1年のなかで最も美しいと感じた十五夜の月。
どんな思いで月を見上げていたのでしょうか。
考えるだけで少しロマンティックな気分です。
いつもは何気なく過ごしていた方も、今年は部屋のライトやテレビを消して、しっぽりと月を眺めてみてはいかがですか。

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