夏に多いクルマのトラブル対策

CONTENTS
クルマのトラブルワースト10
バッテリーの夏バテに要注意
車内の暑さ対策


夏のクルマのトラブルワースト10

さて、夏に多いトラブルって何でしょうか?読者アンケートのデータを見ると、エアコンやバッテリーに関するトラブルをあげた方が多くいました。事実、JAF出動理由にもエアコンなどで電気を使いすぎてバッテリーのトラブルにつながったケースが1位にあげられています。電気を使うことが増え、バッテリーの負荷が大きくなるなどクルマにとって過酷な状態におかれる夏。読者の皆さんから寄せられたご意見を交えながら、夏に多いトラブルについてご紹介していきます。

夏のクルマのトラブルワースト10



エアコンのトラブル
今まで我慢してきたエアコン。熱くてどうしようもない日に故障して効かなかった(T_T)普段からマメに使っておいた方が良かったみたいです。(新潟県K・Mさん)
初夏に、エアコンのコンプレッサーが壊れてしまい慌てて修理をしましたが、10万円かかることになり、凄い悩んだことを思い出します。(山梨県K・Hさん)
以前は配管がつまり車の中に水が漏れて、フロアマットがびしょびしょになったことがあります。エアコンはガスだけでなく配管にもチェックが必要だと思ってます。(静岡県T・Mさん)
2位のバッテリーと連動して、「バッテリーが落ちて真夏日の中クーラーなし」というご意見も多く寄せられました。エアコンが壊れて変な音がする、ニオイがこもる等も。


バッテリーのトラブル
夜間、冷房と照明および、コンポを一斉に使用していた為、信号で停車中に突然、エンジンが止まってしまいました。結局、バッテリーがあがってしまってました。(広島県A・Iさん)
子供がまだ保育園に行っている頃の夏の日。保育園の近くに駐車したら、それきりエンジンが掛からなくなりました。単なるバッテリーあがりでした。それ以降、早めにバッテリーの交換をしてます。(静岡県S・Fさん)
何といってもバッテリーのトラブルをあげた方が多かったです。トラブルに遭ったことがないと「エンジンがかからないっ」とパニック状態になるかもしれません。そんな時も落ち着いて使っている電気を切り、エンジンをかけ直してください。


室内温度によるトラブル
炎天下での長時間駐車。車内はものすごい暑さになり、ハンドルも握れないほどに。(長野県J・Tさん)
フロントガラス付近に置いていた100円ライターが、爆発していたこと。(佐賀県Y・Kさん)
ダッシュボードとフロントシールドの間にペットボトルをのせておいたら、容器が溶けてダッシュボードにしみができた。(三重県T・Kさん)
炎天下に長時間駐車すると、車内はサウナ状態に。ハンドルや金具部分が熱くなってやけどしてしまうことも。クルマ自体のトラブルというよりも、車内に置いておいた物に関するトラブルが多いようです。ライターやスプレー缶が破裂する可能性もあるので、特に注意が必要です。


オーバーヒート・冷却水のトラブル
暑さによるオーバーヒート・・・たまに旅行先などでボンネット開けて停まっている車を見かけますが、自分ももし動かなくなってしまったらどうしよう!(長野県M・Yさん)
オーバーヒート! ボンネットを開けると赤い熱湯が水芸のようにぴゅー(東京都K・Hさん)
「冷却液の温度が上昇してエンジンを正常に機能させる冷却機能が失われ、エンジン内部が熱くなった状態」になってしまうオーバーヒートは、冷却液不足やエンジンオイル不足が原因にあげられます。夏はただでさえ気温が高く冷却水の温度が上がり気味で、さらにレジャーで渋滞するなどエンジンに負担をかけることも多くなります。液量をチェックするとともに走行中は水温計にも注意しましょう。


虫の死骸や鳥のフンの汚れ
高速道路走行後、虫の死骸の多さに腰が抜けそうになります。(山梨県T・Nさん)
暑い夏、車のお肌も鉄板焼きみたいになってます。この焼きあがった肌に烏に糞を落とされ取れなくて困りました。ガススタンドでの洗車が非常に恋しかったです。(静岡県N・Yさん)
暑くて窓を開けておくと虫が入ってきてなかなか出なくて大騒ぎ…なんてこともありますよね。夏は虫が多いので、ボディに付いてしまったらこびりつく前にこまめに掃除することが一番の方法のようです。出先でも、ガソリンスタンドなどでざっと水洗車するだけでも違います。


6位以降…
炎天下の中でパンクして汗まみれでタイヤ交換中ににわか雨とドラマでもありえない状況を体験した。(静岡県N・Tさん)
エンジンがかからなくなって、パニくって父に電話。駆けつけてもらったら、エアコンのスイッチを切っただけでエンジンがかかった。落ち着いて考えれば分かったことだが、暑さと、未経験のトラブルで冷静になれなかった。(愛知県E・Yさん)
フロントガラスの汚れをとろうとしてワイパーを動かすとゴムの部分が暑さで傷んでいた。(三重県M・Mさん)
運転席の日差しがつよく、日焼けとシミ・ソバカスが非常に気になります☆(静岡県M・Tさん)
「トラブルは今のところない」と答えた方は11.5%でしたが、「とにかく車内が暑い!」と
いう経験は皆さんありますよね。人と同じでクルマも夏バテをします。クルマのケアも忘れずにしてあげましょう。

 

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