夏に多いクルマのトラブル対策

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クルマのトラブルワースト10
バッテリーの夏バテに要注意
車内の暑さ対策

バッテリーの夏バテに要注意
JAF調べでも一般道路での出動件数1位(全体の30%)にあげられていて、読者アンケートでも多くの意見が寄せられたバッテリートラブル。バッテリートラブルの恐い所は、消耗具合が分かりにくく、突然トラブルになるということです。人と同じで夏バテをするバッテリー。夏に向うこれからの季節は日頃からこまめに点検し、使用期間が長くなったら交換することで「ある日突然ダウン」を回避しましょう。

いわゆるバッテリーあがりとは
一般に「バッテリーあがり」とは電気の使用量が充電する量を上回って、充電不足になることをいいます。夏はエアコンやステレオ、さらにはカーナビと、電気使用量の多いものが目白押し。バッテリーはエンジンが回転することで充電されるので、渋滞など回転数の低い状態でこのように電気をフルに使えば当然バッテリーへの負荷は大きくなり、トラブルもおきやすいというしくみです。
バッテリー不足

こういう状態だったら要注意
■エンジンのかかりが悪い
エンジンがかかりにくい場合は、バッテリーが古い・端子の接続が悪い・放電ぎみなどが考えられるので、バッテリーの端子を磨いて様子を見ましょう。(バッテリーに触る時は、感電に十分注意してください。)それでも状態が変わらなければバッテリー交換を考えましょう。

■ライトの明るさが変わる

夜間ヘッドライトやエアコンを点けた状態でブレーキを踏んでみて、メーターの照明がブレーキを踏んだ瞬間(つまりエンジンの回転が下がった時)に暗くなるようだったら、バッテリーが弱ってきている可能性大。

■オーディオの調子が悪い

CDやラジオなどの音が割れたりばらついたりする状態は、発電機の故障の可能性もあります。「CD壊れたのかな〜」と思っていたらいきなりエンジンストップ!なんてことも。ちょっとの不具合も甘くみないで点検しましょう。

ボンネットをあけてみよう!チェックのポイント
■バッテリー液の量はOK?
横から目視できる場合は、液面が"Upper Level"と"Lower Level"の間にあることを確認します。

■各セル間で電解液の減り方にばらつきがないか

6つのセルの液面の高さにばらつきがある場合はバッテリーが古くなっている可能性が高いので、新しいバッテリーに交換しましょう。その他にも、「バッテリー液が濁っていないか」「バッテリーに白い粉が付着していないか」など丁寧に確認しましょう。
バッテリー液

自分ではちょっと…という人はスタンドでチェック
毎日乗っていれば大丈夫、と思っている人も油断大敵、ガソリンスタンドに寄った時にバッテリーのチェックを。炎天下でのトラブルを防ぐためにもスタンドでマメに点検しましょう。

バッテリーがあがってしまったら
バッテリーがあがってしまった時は、他の車のバッテリーと自分の車のバッテリーをケーブルでつなぎ、エンジンをスタートさせることができます。これはあくまで応急処置なので、その後ガソリンスタンドなどでバッテリー交換が必要であるか点検しましょう。
バッテリーがあがってしまった時の応急措置はコチラから
クルマを向かい合わせに クルマを向かい合わせに

メンテナンス:バッテリーを長持ちさせるために
■渋滞にはまってしまったら
渋滞にはまってアイドリングがばらついたりヘッドライトが暗く感じたりしたら、エアコンを切ったり、エンジンをスタートさせるときはエアコンやラジオのスイッチを切っておくなどのちょっとした心遣いでバッテリーの寿命を延ばすことができます。

■クルマに長く乗らない場合は

ちょっと乗って止めてという運転や時々しか乗らない場合は、やはりバッテリーに負担をかけます。ある日突然、キーを回してもうんともスンともいわないということも。半年ほどクルマに乗らないなら+端子か−端子のどちらかはずしておくと放電しないので「久しぶりに乗ろうと思ったらエンジンがかからない」ということにはなりません。(久しぶりに乗る時は端子のつなぎ忘れに注意してください。)


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