「季節ごとの旬の恵みをいただく」、これだけでも立派なエコ。スーパーに並んでいる野菜や果物を買うときに、値段を見て考えることが多いと思いますが、値段が安くても輸入物やハウスものはお店に並ぶまでに多くのエネルギーを使っています。生産過程から流通し、お店に並ぶまでにかかるエネルギーを考えると、やはり地元で採れた旬の野菜や魚をいただく“地産地消”が一番です。地元の野菜でも、余分に買って捨てることになったら元も子もないので、必要なものを必要なだけ買い、包装もなるべく少ないものを意識的に選びましょう。
>>わたしたちのくらしを表すこんな数字 “フードマイレージ” 各国1人あたり
フードマイレージの輸入相手国別比較
穀物も果物も野菜も…日本の食卓は輸入によって成り立っています。ということは当然輸入するだけのエネルギーが必要なわけで、その影響を表したのがこちらの表。品目を見てみると、穀物が一番多くを占めています。
きゅうり1kgあたりの
生産投入エネルギー量の内訳
温室野菜など、生産にかかるエネルギーが一目でわかります。季節のものをおいしくいただく。当たり前のようですが、1年中スーパーに野菜が並んでいると、「旬はいつだっけ?」なんて感覚になってしまいます。
出典:全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/) |