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菊川市への「RE100電気」の供給開始について

鈴  与  商  事  株  式  会  社
 経営企画部長   佐野  博紀

 鈴与商事株式会社(本社:静岡県静岡市清水区入船町11-1/本部:静岡県静岡市葵区栄町1-3 鈴与静岡ビル/資本金:20億円/代表取締役社長:加藤 正博、以下、鈴与商事)と電源開発株式会社(東京都中央区銀座6丁目15-1)の共同出資会社である鈴与電力株式会社(本社:静岡県静岡市葵区栄町1-3 鈴与静岡ビル/資本金5千万円/代表取締役社長:杉山 髙広、以下、鈴与電力)は、2021年4月より菊川市(市長:長谷川 寬彦)に対して、100%再生可能エネルギー由来となる「RE100電気」の供給を開始しましたことをお知らせ致します。

 鈴与商事と菊川市は、地域経済の活性化やエネルギーの地産地消、環境負荷の低減を目指した取り組みについて協議して参りました。
 今回、菊川市の市有施設のうち、市民との関わりの深い「菊川文化会館アエル(静岡県菊川市本所2488-2)」と「菊川市棚草最終処分場浸出水処理施設(静岡県菊川市棚草1050-8)」の2施設へ「RE100電気」の供給を開始致します。尚、「菊川文化会館アエル」については、指定管理者である株式会社SBSプロモーション(静岡県静岡市駿河区森下町1-35)の協力を得て実現しており、民間企業である指定管理者と協力し、「RE100電気」による官民連携での施設運営は、県内初の取り組みとなります。
 また、当該2施設に供給する「RE100電気」は、菊川市内の小水力発電所(大井川用水菊川幹線西方発電所)から発電した再生可能エネルギーであるFIT電気と、非化石証書を組み合わせた電力を活用します。これにより「RE100電気」の供給と併せて、エネルギーの地産地消も同時に実現します。

 

1.菊川市としての事業効果 

 菊川市内の小水力発電所から発電した再生可能エネルギーによる電力を積極的に市有施設で活用し、単に温室効果ガスの削減を図るだけでなく、菊川市の率先した取り組みを積極的に情報発信していくことで、市民や事業者の皆様の地球温暖化に対する意識醸成を図ります。 
 今後は、本取り組みの効果を検証し、対象施設の拡大を検討していく中で、更なる再生可能エネルギーの普及拡大に努めて参ります。

 

2.鈴与商事としての今後の取り組み方針について 

 鈴与商事は、今回の菊川市との取り組みの他、「ゼロカーボンシティ」を宣言した静岡市(市長:田辺 信宏)の市役所庁舎(葵区役所、駿河区役所、清水区役所)に対しても、100%再生可能エネルギー由来となる「RE100電気」を供給開始しております。
 現在、国内のあらゆる地域において、脱炭素社会に向けた具体的な施策が求められており、今回の菊川市への「RE100電気」の供給は、具体的な取り組み事例として、全国に先駆けて実践し、地域から発信する事業となります。 
 今後も、本取組みで培った知見をベースとして、脱炭素社会の実現に資する様々な施策を創造し、全国の各自治体や企業と一緒に課題解決に取り組んで参ります。

 

事業スキーム


※ 供給電力量     : 年間 611,933kwh
※ 供給期間      : 2021年4月~2022年3月
※ 温室効果ガス削減量 : 年間 286t-CO2
 (供給電力量、温室効果ガス削減量は2019年度実績)
 

以 上

 

≪本件に関する問い合わせ先≫ 

 鈴  与  商  事  株  式  社  

  経   営  企  画   部    

054-273-7832   

    s-info@ss.suzuyoshoji.co.jp  

 

【PDF】菊川市への「RE100電気」の供給開始について(590KB)

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