事業・サービス
鈴与商事・納得住宅工房 共同ＺＥＨモデルハウスを１２月にオープン
鈴与商事株式会社（本社：静岡市清水区入船町１１－１／本部：静岡市葵区栄町１－３／代表取締役社長：加藤 正博、以下「鈴与商事」）と納得住宅工房株式会社（本社：富士市青葉町５７２／代表取締役社長：久保 淳、以下「納得住宅工房」）は、政府が進める家庭でのエネルギー消費をゼロにする「ＺＥＨ（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）※１」の普及に向けて、お客様にＺＥＨに関する情報を提供できるよう、掛川市にＺＥＨモデルハウス（納得住宅工房掛川店）を建設、１２月にオープン（予定）することを決めましたので、以下の通りお知らせいたします。
記
１．目 的２０２０年に新築住宅の過半数をＺＥＨとすることが政府の目標に掲げられ、大手ハウスメーカーだけでなく、地場の工務店や建築設計事務所などのビルダーによる推進強化が求められています。
お客様が健康に、安心して暮らせる住まいの提供をモットーとしている納得住宅工房は、ＺＥＨビルダー※２として、環境に配慮し快適なＺＥＨを適正な金額で提供することを目的に、また、鈴与商事は、断熱性能の向上や一次エネルギー消費量の２０％以上の削減※３、太陽光発電設備の導入など、エネルギーソリューションサービスを取引先工務店に提案することを目的に、２社共同によるＺＥＨモデルハウスを建設します。
２．実施する共同ＺＥＨモデルハウスの内容
掛川市城西に納得住宅工房が建設するモデルハウス（CASAVIVACE仕様※４：２階建て木造軸組工法、延床面積１１８㎡）に、鈴与商事がコンサルタントしたＺＥＨパッケージ（太陽光発電設備・ＨＥＭＳ ※５・高効率給湯器・エアコン・断熱材・サッシ・蓄電池）を設置します。
完成するモデルハウスは、断熱性能（Ｕａ値：０．４８ ※６）、エネルギー削減率３８％となり、トータルのエネルギー削減率は太陽光発電の創エネを加えて１０１％のゼロ・エネルギー・ハウスとなり、光熱費のランニングコストが大幅に削減されます。
完成後は、納得住宅工房・鈴与商事がＺＥＨの有用性をお客様にご案内する場として共同利用します。
３．今後の取り組みについて
納得住宅工房は、衣食住のライフスタイル事業を中心に展開をしております。経営理念でもある「すべてはお客様のために。」その先にある、ライフスタイルをご提案致します。１０年以上経ってもマイホームを建ててよかったと思っていただけるよう家創りを行うとともに、ＺＥＨの普及につながる高品質な「ＺＥＨ×デザイン力」パッケージの拡販を目指してまいります。また、共同ＺＥＨモデルハウス（納得住宅工房掛川店）は平成31年12月以降に一般のお客様へ販売予定となります。
鈴与商事は、エネルギーソリューションの提案力を活かし、ＺＥＨのメリットを多くの方に広めるとともに、ＺＥＨの普及につながる高品質な「ＺＥＨパッケージ」の拡販を目指して参ります。
ZEH・太陽光発電システムに関する詳細はこちらからご覧ください。
納得住宅工房㈱・鈴与商事㈱共同 ＺＥＨ モデルハウス概要
構 造：木造軸組工法階 数：２階建て
竣工予定：平成２９年１２月初旬
延床面積：１１８㎡
≪共同モデルハウスイメージ図≫
所 在 地：掛川市城西２－１２ ※掛川駅より、車で約７分となります。
※１：ＺＥＨとは、外皮（壁・床・天井など）の高断熱化と高効率な省エネルギー設備（給湯器やエアコンなど）を備え、太陽光発電等でエネルギーを創り使用することで、従来消費していた正味（ネット）のエネルギー量が概ねゼロ以下となる住宅のこと。
※２：ＺＥＨビルダーとは、自社が受注する住宅のうちＺＥＨが占める割合を２０２０年までに５０％以上とすると目標を掲げ「ＺＥＨビルダー」と登録したハウスメーカー、工務店、建築設計事務所、リフォーム業者、建売住宅販売者等のこと。
＜納得住宅工房のＺＥＨ普及目標＞
| 年 度 | 平成２８年度 | 平成２９年度 | 平成３０年度 | 平成３１年度 | 平成３２年度 |
| 普及目標 | １０％ | ２０％ | ３０％ | ４０％ | ５１％ |
※３：一次エネルギー消費量とは、建物等で使用するエネルギーを一次エネルギー（石油や天然ガスなど自然界にあるままのものから得られるエネルギー）ベースの熱量に換算したもの。消費量の算出方法も定められている。
※４：CASAVIVACEとは、納得住宅工房のメイン商品であり「日本一の標準仕様の家に挑む！」です。本物の自然素材と上質なイタリアンデザインのインテリアで彩り、「その先にある、ライフスタイルをご提案する」注文住宅プラン。
※５：ＨＥＭＳ（ホーム・エネルギー・マネジメント・システム）とは、住宅で消費されるエネルギーを見える化するとともに、使い方をコントロールするシステムのこと。
※６：Ｕａ値とは、住宅の断熱性能を表し、数値が低いほど断熱性能が優れていることを 表す。住宅と外気との境目である壁・床・天井などの外皮から逃げる熱の合計を外皮の面積で割って算出する。東海エリアのＺＥＨ基準は、０．６以下。