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RX Japan株式会社主催「第2回脱炭素経営EXPO」で開催された 【官民連携】地域脱炭素推進セミナー(環境省協力)における講演について

                                                    

 鈴  与  商  事  株  式  会  社
 経営企画部長   灰本 匡宏
 

 鈴与商事株式会社(本社:静岡市、代表取締役社長:伊藤正彦、以下、鈴与商事)は、RX Japan株式会社が主催する第2回脱炭素経営EXPOの「【官民連携】地域脱炭素推進セミナー」において、官民連携で進める静岡市との地域脱炭素の取組みについて講演いたしました。
 
 鈴与商事は2019年11月に「静岡市SDGs宣言」として「『共生(ともいき)』の精神の下、エネルギーを通じて持続可能な地域社会の実現に貢献する」ことを宣言し、その一環として静岡市と協働で「静岡市 エネルギー地産地消事業」を推進しています。

 今回のセミナーでは、静岡市内における再生可能電力の利活用の現状や、静岡市との取り組みをベースにした他自治体との連携事業の拡がり、静岡市脱炭素先行地域推進事業における日の出地域のエネルギー供給計画のコンセプト、エネルギー供給スキームなどを紹介いたしました。

 また、官民連携による地域脱炭素事業の拡大を目的に本年3月に開催しました「自治体情報連絡会議」の取り組みもご紹介いたしました。
 
 鈴与商事は、廃棄物の削減とエネルギーとしての利活用の両立を目的としたメタン発酵によるバイオガス発電プラントを自社運営するほか、SAF(Sustainable Aviation Fuel 持続可能な航空燃料)を用いたフライトを行うなど、持続可能な社会の実現に向けて様々なことにチャレンジしています。
 
 今後も官民連携事業を推進し、全国の自治体と協働で先進的な脱炭素の取り組みを継続していくことで、持続可能な地域社会の実現に貢献して参ります。


 

静岡市 エネルギー地産地消事業

地球温暖化対策の推進、防災機能の拡充、地域経済の活性化、静岡市における電力調達コストの削減を図るため、自治体として国内初となる電力売買の一括契約と民間投資によるVPP(バーチャルパワープラント)を組み合わせた取り組み。

事業内容: 以下の3つの業務を包括的に一括契約
     1.西ケ谷清掃工場、沼上清掃工場における余剰発電電力の売電
     2.地産電源(市内で作られた電気)を市有施設に供給
     (高圧・特別高圧施設279施設)
     3.小中学校80校に蓄電池(1校当たり10kWh)を設置し、
      VPPを運営電力供給地点279地点(内、小中学校80校に蓄電池を設置)

事業期間: 2017年度~2023年度までの7年間


 

セミナー・講演について

RX Japan株式会社が主催する第2回脱炭素経営EXPO※において、環境省協力のもと、自治体の地域脱炭素の取り組みを紹介するセミナーが開催されました。

日 時     2022年8月31日(水)13:30~14:30
場 所     幕張メッセ(千葉県)
セミナー名  【官民連携】地域脱炭素推進セミナー 環境省協力
講演テーマ  官民連携で進める静岡市の地域脱炭素の取組みについて
      ・静岡市 エネルギーの地産地消事業について
      ・自治体連携事業の拡がり
      (横浜市、東久留米市、菊川市、春日井市、袋井市)
      ・静岡市脱炭素先行地域推進事業について
      ・官民連携による地域脱炭素事業の拡大に向けて

講演者    静岡市環境局 環境創造課 グリーン政策推進室 副主幹
                           廣田 潤様
       鈴与商事株式会社 取締役 GX企画部長            水野 正信

 
※脱炭素経営EXPOとは
日本最大の脱炭素経営専門展で、再エネ電力、自家消費型太陽光、エネルギーマネジメントシステム、ZEB/スマートビル、省エネ設備など、脱炭素ソリューションを一堂に展示した展示会。

 

セミナーの風景



静岡市環境局 廣田様



鈴与商事㈱取締役 水野

 
以 上
 
≪本件に関する問い合わせ先≫
鈴与商事株式会社
経営企画部
054-273-7832
   s-info@ss.suzuyoshoji.co.jp