初心者でもわかる!!タイヤ選びの豆知識

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愛車は大丈夫!?
タイヤで変わる
愛車のタイヤ選び&衣替えをしよう

3章、愛車のタイヤ選び&衣替えをしよう

タイヤはここをチェック!不良タイヤを検証

それでは、タイヤのチェックポイントを見ていきましょう。自分では点検が難しいものもあるので、スタンドでの給油時にスタッフに声をかけて下さい。最寄りのスタンドに行けば「その場ですぐに」「しっかり」チェックできます。

【タイヤの空気圧】
不良タイヤといえば空気圧不足。「適正空気圧を知らない」という方はすぐに確認を。一般的には、クルマのドアをあけたところに記載されています。空気圧が不足すると「ハンドルが重くなった、加速が悪くなった、燃費が悪くなった」と感じられることも。

確認場所 ドアを開けた所

適正な空気圧の数値は○部分に記載されています。

【偏摩耗】
偏摩耗とは、タイヤが地面に水平に接しないことによって内側(または外側)の片側だけが磨り減った状態のこと。特にタイヤの内側は、普段の目視では確認しづらい場所なので、その状態を見落としがち。スタンドのスタッフに任せて点検してもらいましょう。

【タイヤ溝不足】
スリップサイン基本中の基本、スリップサインの確認。タイヤが摩耗して溝の深さが残り1.6mmになると現れるもので、これは摩耗の限度を知らせるもので、残り溝が1.6mm以下のタイヤで走ることは道路交通法により禁じられています。このサインが現れていなくても、使用中に不具合を感じたら早めに交換を。

【キズやひび割れがある】
「縁石でタイヤをこすった」なんて経験はよくありますよね。ちょっとこすったくらい、と侮ってはいけません。タイヤの側面は設地面と比べると構造的にも弱くなっており、傷やひび割れはバーストの原因にもなるのです。一部が盛り上がって変形していたら、内部のコードが切れてしまっているので速やかにタイヤを交換しましょう。

【乗り心地が悪い、雨の日にすべる…】
乗り心地が悪いのはゴムが硬くなり、衝撃を吸収できなくなっている証拠。いくら快適性の高いタイヤでも、ゴムが硬くなってしまっては充分な性能は期待できません。また雨の日にすべるのはタイヤが磨耗して、路面との間の水を除去する十分な溝がないから。溝があっても深さが足りないと、水が溢れてブレーキが効かなくなり危険。ゴムは紫外線によっても劣化するので、定期的なチェックが必要です。

【ハンドル操作に違和感がある】
「雨の日カーブですべる、ハンドルの効きが悪い、乗り心地が悪い」と感じられるときは残溝不足や偏摩耗の危険が。「ハンドルをとられることがある」場合は左右の空気圧のバランスが狂っているということも。

愛車にベストなタイヤを!SSスタッフが勧めるタイヤ選び

「スポーツカーに乗っていて、とにかく運転が大好きだから運動性能を高めたい」という方も「何を基準に選んだらいいのかわからない」という方も、それぞれのメーカーから出ているいろんなタイヤを、まずはチェック。

>車種で選ぶ
→小回りスイスイ小型車派?家族わいわいミニバン派?

【小型車】小回りの効く小型車には小型車用のタイヤを

【RV車】買物の為、ドライブの為と、用途によってもこだわって

【セダン】静粛性や柔らかな乗り心地、運動性能などドライバーの好みによって

【ミニバン】「重心が高く」「車重が大きい」というミニバン専用のタイヤ

サードシートも含めた静粛性と乗り心地。ミニバン特有のふらつき・偏摩耗も抑制したミニバン専用タイヤ。 ワイドなセンターリブと両側のショルダーによるハイレベルの静粛性と高速安定性が実現。ナノパワーゴムによる省燃費性能も。 ジョイントレス・ナイロンキャッププライによる高い安定性と、重量を支える補強型ビードフィラーでしなやかな走りとロングライフを両立。
 
 
特殊吸音スポンジを搭載した「静かさ」を追及したコンフォート系バランスタイヤ。安定性と乗り心地を兼ね備える。 元祖ミニバン専用タイヤ「トランパス」が進化を遂げた待望の4代目。車重のあるミニバンでもコーナリングもスーッと安定。  

>スタイルで選ぶ 
→値段?走り心地?安定感?あなたは何を重視する

【走るのが大好き!】
車を走らせることが好きでとにかく走行性能優先、乗り心地は二の次という人はスポーツタイヤを。グリップなど運動性能に重点がおかれている一方、すりへりやすいという特徴も。

【運転は楽が一番】
長距離ドライブをよくするので運転していて疲れないタイヤを、という方にはコンフォートタイプを。より安定性が欲しければグリップ力の強さで選んでみては。

【ビッグセダン、大型乗用車に乗っている】
快適な乗り心地とハイレベルな静粛性、さらに高速での安定性を追求したプレミアムタイヤを。

【家族を乗せる大型車】
RV車やミニバンなどは、安全性の高いウェット性を重視したタイヤを。また、高速道路や雨の日の走行でも安心して走行で着る安定性の高さ強さもポイント。

【やっぱり安いタイヤがいい】
買物程度しか乗らないし、価格で選びたいという人はスタンダードタイプを。乗り心地や安定性など平均的な性能を持つものの、中には安価で摩耗しやすく早く減るものも。

新車に装着されているタイヤは、「スポーツカーにはスポーツタイヤ・セダンにはコンフォートタイヤ」というのが一般的。「スポーツカーだけどのんびりとロングドライブを楽しみたい」なんてことなら、思い切ってタイヤを交換してみるというのも手。

>寒冷地にはコレ!スタッドレスタイヤ 
→この冬の新開発商品から一部をピックアップ!

多数の気泡と水路を持った「発泡ゴム」で氷の上の水をすばやく除去! 新開発ブラックポリマーとパワー吸水バルーン搭載のゴムで低温域でも路面に密着! 密着分子ゴムが強力なグリップを発揮。「柔」と「剛」を兼ね備える。
 
 
単結晶状セラミック配合。接地面積を広げるミウラ折りサイプで強力なグリップが実現! 六角形と波型サイプを組み合わせたスパイダーサイプを新開発。アイスバーンをしっかりつかむ新世代ミニバン専用スタッドレス。  

ちなみに、スタッドレスタイヤを冬が過ぎてもつけたままの人もいますが、燃費が悪いのはもちろん、安全性にも問題を生じるので時期がきたら忘れずに交換をしましょう。

タイヤ豆知識:タイヤサイズはどこでチェック?

タイヤを交換する際、チェックするのがタイヤサイズ。タイヤサイズはタイヤの外側に刻印されているこんな数字。タイヤ交換に行く前に、ここを確認しておきましょう。


タイヤの傷みとその危険性から、タイヤをベストな状態にキープするメリットとタイヤ選びのヒントをお送りしましたが、いかがでしたでしょう。簡単すぎましたか?
「点検といってもどこを見ればいいのかわからないよ」と思っていた方も、このくらいなら自分でチェックできそうと思われたのでは。今までタイヤの様子なんてチェックしてなかったという方も、これからは目視&スタンドでタイヤにも気を配ってあげてくださいね♪

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