事例紹介
共生(ともいき)」の精神を未来へつなぐ ~地域と歩む鈴与のサステナビリティ戦略~
- カーボンクレジット
- 片山 順さま / 経営企画室 サステナビリティ推進チーム
業種
- 物流・運輸業
活用用途
農業由来のカーボンクレジットを購入し企業PRに活用
農業由来カーボンクレジット導入のきっかけ
1.気候変動・地球温暖化対策は率先して取り組むべき最優先事項と考えていた。
2.地元・静岡の田んぼから生まれるという地域性、農家支援を大前提としたクレジットの仕組みに深く共感できた。
静岡・清水と共に歩んだ歴史が、地元や環境との共生へとつながる
“お金ではなく、想いで選ぶ”農業由来カーボンクレジットとの出会いが示した共創の形
鈴与にとって気候変動・地球温暖化対策は率先して取り組むべき最優先事項。EV導入や物流効率化といった直接的な対策に加え、クレジット活用といった間接的なアプローチも視野に入れています。
農業由来のカーボンクレジットは地元・静岡の田んぼから生まれるという地域性、農家支援を大前提とした仕組みに深く共感しました。
環境への責任を“お金で帳尻を合わせる”のではなく、汗をかいて自らの手で地域の課題解決を行っていくような、企業としての価値観が合致していると感じています。

(写真は静岡県菊川市での環境保全活動の様子)
事業環境の変化に依らない、持続的な「人」と「地域」への貢献を
大なり小なり様々な地域貢献活動を行っていますが、2018年からスタートした酒米栽培を通じた環境保全活動もそのひとつ。
静岡県菊川市と茨城県牛久市の環境維持保全活動を通して酒米を育て、静岡県の酒蔵で日本酒の醸造を行うプロジェクトを実施。社内外の関心を集め交流のきっかけにもなっています。
地域社会で事業活動が出来るのも存在を認めてもらえる土地、場所があってこそ。企業市民として、自分たちだけでなく、全てのステークホルダーである社会全体が持続的発展を遂げられるように行動していきたいと考えています。

(写真は環境保全活動で育てた酒米から醸造された日本酒『ともいき』)
